堺市中区にて外壁塗装・屋根修理【屋根カバー工法で雨漏り防止】
ご依頼のきっかけと当社からのご提案
今回はご依頼を頂きまして誠にありがとうございます。そろそろメンテナンス時期とのことで、外壁塗装にてお問い合わせ頂きました。 外壁と一緒に屋根も確認致しましたところ、屋根材は「パミール」という塗装ができない材でした。 パミールの葺き替えとなるとアスベストの問題もあり、費用が大幅に膨らんでしまうため、カバー工法を提案させて頂きました。大屋根と塔屋の施工、外壁も弊社で塗装致しました。施工期間は2週間です。
施工前
特に屋根材同士の接触部分の劣化(隙間)と、ひび割れが確認できます。
施工中
今回の施工記事では、屋根のカバー工法を主にご紹介します。
板金のメンテナンス
こちらは棟板金を取り外し、貫板が見えている状態です。貫板は機能が果たせる状態を保っていたため、板金のみ交換します。
ルーフィングの取り替え
こちらは、屋根板を一度取り外して確認できる古いルーフィングです。茶色く変色している部分は、屋根材の内部に侵入した雨水を受け止め続けて、劣化しています。ルーフィングは屋根材と同等の重要性を持っており、経年劣化を放置していると破れてしまい、さらに下部の野地板という部分にまで雨水が浸食することがあります。こうなると雨漏りが発生してしまうため、グレードにもよりますが10年ほど過ぎたらメンテナンスが必要です。
今回はカバー工法のため、全面撤去は行わず、既存の屋根の上に新しいルーフィングを敷いていきます。大屋根・塔屋ともに行います。
「コロニアルクァッド」という屋根材をその上に取り付けます。新しいコロニアルクァッドはパミールとは違い、アスベストを含有しない安全な屋根材です。瓦と比べて軽量で取り付けが簡単ではあるものの、もし欠点を挙げるとするなら、耐久年数に特に優れている屋根材とはいえません。そのため、10年程度で板金・屋根材あわせての塗装メンテナンスが必要です。汚れを洗浄して塗装メンテナンスを行うことで、撥水性や遮熱性、耐UV性の回復が可能です。
完工
施工完了後の様子です。一緒に行った外壁塗装も相まって、シックな風合いを取り戻しています。今回のような片流れ屋根のご住宅では、軒の突きだしが小さい分、外壁全面に雨が吹き付けられ、外壁の劣化が起こりやすいです。いずれかの箇所のメンテナンス時期には、あわせてご住宅全体の劣化度合いを見定めることが大切です。
参考記事▷外壁から雨漏りが起こる?原因や塗装業者選びの注意点は?
担当者のコメント
この度は「堺市雨漏り修理工房 無滴くん」にご依頼頂き誠にありがとうございます。
今回のパミールのように問題のある屋根材は、他にも存在しています。また、雨漏り対策といっても、建材によって耐久年数もさまざまで、何から相談すればよいかお悩みの方もいらっしゃるかと存じます。そんな時には無料の現地調査をお申しつけください。まずはご住宅の隅々まで状態を確認致します。無理な営業や施工提案は一切致しません。弊社では、調査~アフターフォローまでおろそかにすることなく、お客様にご信頼頂ける施工をモットーとしております。安心してご相談くださいませ。
現場住所 | 大阪府堺市 |
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施工内容 | 外壁塗装・屋根修理 |
施工箇所 | 屋根フルリフォーム |
施工期間 | 2週間 |